手間がかかる、青森の特産品「焼ぼし」
脂ののった小型のいわしが平舘漁港で水揚げされれば青森は秋から冬へ向かう時期に入ります。頭とワタを取り除き、丁寧に水洗いしたあと水気を切るために軽く天日干し。
津軽半島をぬける、乾いた寒気がいわしたちをキリッと締めてくれます。
作業はここからが本番。手作業が続きます。
炭火焼
一尾づつ串にさし、簾状にしたモノを炭火にかざします。炭火の炎がさらに水分を抜き、香ばしいニオイが立ち上がります。
火からあげるタイミングは熟練の技だけが知っています。
天日干し
少しやきめを入れたいわしは、さらに約1週間天日にさらします。いっそう低くなった寒気が、仕上がりを決めてくれます。
すべて手作り作業で作り上げる商品です。
安心してお召し上がりください。
希少な理由、高価なわけ。
水揚げが減少しています。焼ぼしの原料として最適なイワシ(10cm程度)の水揚げが年々減少しています。
原料がなくては製品を作ることができません。
手仕事が減ってきています。
職人の高齢化が進み、さらに後継者が不足しています。
濃厚な磯の味わい「ほたて白干し」
ホタテの干物といえば、普通貝柱だけで作られます。水分が抜けるほどに色は濃くなり、あめ色に近づいていきます。適度に入ったひびも旨さを期待させてくれます。
当店では貝柱の周りにあるヒモに注目しました。独特の食感があり、好まれる方が多いと聞きます。濃厚な磯の味わい、うにのような後味がするという方もいらっしゃいます。
すべて手作り作業で作り上げる商品です。
安心してお召し上がりください。